県ユ連創立50周年記念事業の趣旨とテーマ
1 趣旨やねらい
昭和42年に創立された群馬県ユネスコ連絡協議会が2017年に創立50周年の節目の年を迎えることを祝うとともに、本協議会の発足時からの活動の歴史を振り返る。また、時代や社会の変化に対応したニーズを踏まえ、現行の諸事業や取り組みの方向性を確かめる。
併せて、50周年記念事業にオール群馬で取り組むことを通じて本協議会の組織や運営の活性化と各ユ協間の連携を深める。
2 記念事業のテーマ・サブテーマ
「つなげよう ひろげよう平和の心 ぐんま」
〜持続可能な社会の構築を目指して〜
2007年に「拡げようユネスコの輪・進めよう世界遺産」をテーマに県ユ連40周年記念事業を行ってから10年が経とうとしている。この間、2014年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録された。このことにより、群馬県内ではユネスコの世界遺産活動に対する認知度が高まっている。この反面、ユネスコ憲章の前文に「人の心の中に平和の砦を築かなければならない」と謳われている「平和の文化」の構築に関わる活動や世界寺子屋運動等についての理解はいまだに高いとは言えない。
しかし、そんな中、2009年に開催された文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、群馬県ユネスコ連絡協議会主催の「ユネスコスクール研修会」によってESDの理解が群馬県内のユネスコ協会に広がり始め、ユネスコスクール普及活動の高まりが見られるようになり今日に至っている。
また、2014年「多様化の時代におけるユネスコ活動活性化の提言」(ユネスコ国内委員会)、2019年までを目標年次とした包括目標で「平和」とともにESDの普及を目指した取り組みに重点が置かれるようになったこと等が挙げられているうえからも、これらの取り組みを継続発展させ、活動の輪を広げていくことが大変重要であると考え、「つなげよう ひろげよう 平和の心 ぐんま」~持続可能な社会の構築を目指して〜をテーマに掲げ、50周年記念事業を推進することとした。
県ユ連創立50周年記念式典及び祝賀会の概要
1 式典及び祝賀位階開催日時・会場
(1) 日時
式 典 平成29年11月26日(日)13:30〜 *受付13:00〜
祝賀会 〃 17:10〜
(2) 会場
高崎ビューホテル
〒370−0815高崎市柳川町70(п@027−322−1111)
2 式典等の内容・次第
(1)アトラクション 13:30〜14:00
*高崎市少年少女合唱団の演奏を予定しています。同合唱団は高崎市長が会長を務める歴史と由緒ある合唱団です。高崎市内、群馬県内、国内で演奏会を開催している外、海外の演奏活動も行っています。
(2)式典 14:00〜15:00
@開式のことば
A国歌斉唱
Bユネスコの歌斉唱
C事業報告
D会長式辞
E来賓祝辞 *来賓紹介・祝電披露
F感謝状贈呈
G受賞者代表謝辞
H大会宣言
I兵式のことば
(3) 講演会 15:10〜16:30
【演題】 「上野三碑と風土文化」
【講師】横島庄治氏(元NHK記者、解説委員)
横島氏は早稲田大学卒、元NHK記者・同解説委員、元高崎経済大学教授という経歴の方です。現在上野三碑顕彰会会長の職にあります。また、環境問題や都市問題に精通しています。
3 祝賀会
(1)祝賀会アトラクション 16:40〜17:10
女流落語家 林家つる子 さん
*高崎市出身の女流落語家であり、林家正蔵門下の二つ目:林家つる子。新進気鋭の女流落語家で、群馬県観光特使も勤めています。なお、演目は未定です。
(2)祝賀会
@開会のことば
A会長挨拶
B実行委員長挨拶
C来賓祝辞
D乾杯
E締め
F閉会のことば
1967年に創立された群馬県ユネスコ連絡協議会は2017年に創立50周年を迎えました。それに伴い、県ユ連では創立50周年記念事業を実施し、「つなげよう 広げよう平和の心 ぐんま」をテーマとして、記念式典の挙行・祝賀会の開催・記念誌の発行を行いました。
記念式典
創立50周年記念式典は、2017年11月26日(日)高崎ビューホテルにおいて高崎ユネスコ協会主管の下、盛大に実施されました。
高崎市少年少女合唱団によるアトラクションから始まり、開会の後、国歌・ユネスコの歌斉唱、会長挨拶、来賓祝辞、
そして過去10年間に功績のあった方々に感謝状を贈呈しました。
その後の講演会では、10月に「世界の記憶」に登録された『上野三碑』についてのご講演が、上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会長の横島庄治氏よりありました。
祝賀会
記念式典に引き続き行われた祝賀会では、落語家・林家つる子師匠によるアトラクションをはじめとして、酒宴の席では出席された各ユ協、県ユ連関係者110名の皆様方が和やかな雰囲気で過ごすことができました。